タイトル「新開」 水性アクリル
サイズ キャンバスF4 (245X335)
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今回は技法として初の試みです。
コラージュは高校2年の時以来ですから、
まあ、初めてと言っていいかもしれない。
様々な素材を持ってきて、
筆で描く代わりにイメージに合わせて表現する。
色づけはもちろん筆を使いますが、あくまで脇役。
コラージュに使う素材が持っている「主張」というか、「言い分」のようなところを
活かしてあげられるかがポイントでした。
私にとってスピリチュアルアートというのは、エネルギーの翻訳作業です。
ミュージシャンが楽器を使って内にあるエネルギーを音に翻訳するように、
私の内に降りてくる、
あるいは湧き上がってくるエネルギーを色や形に翻訳して伝えるのが仕事です。
日本の神話に登場する神様たち。
「八百万の神々」は、ある時は優しく、時に荒々しく、その力を顕します。
和御魂(ニギミタマ)、荒御霊(アラミタマ)、それぞれの側面を持ち、
神の恩恵を受け取り、荒々しく新しい事象を生み出す力を受け取ります。
タイトルの「新開」はまさに、荒御霊の印象を受け取ることから始まって、
新しい事象を生み出すエネルギーが全体のモチーフとなりました。
もう少し具体的に言うと、
アマテラスそしてスサノオの印象がこの曼荼羅の背景にあります。
以前制作した「アマテラスオオミカミ 」と、印象が似ていますね。
新しく、始まるんだよ。
そう言われながら、背中を強く押されている感じが伝わってきます。