タイトル「始祖」 水彩アクリル
サイズ キャンバスF4 (245X335)
価格 ¥280,000 (消費税 配送料を含む)
この作品は4連続シリーズの3作目になります。
この曼荼羅を描き始めてから終わるまでの流れ方が今までにない感覚で、
作業に没頭している間は、大体あっという間に時間が過ぎてしまうんですが、
今回はその時間が延びたり縮んだりして、何とも奇妙な経験でした。
奇魂(くしみたま)という概念が一霊四魂説のなかにあって、霊感を担うとされています。
神が発した奇魂(くしみたま)のエネルギーを集めて描いたものが、この曼荼羅ですが、
最初の作品「新開」 を描こうと決めた時、この作品もこうして形になることが既に決まっていました。
この曼荼羅は前作「悠遠」 の続きで、
あの絵の中心を更に奥まで進んでいったところに、今回の絵としてのモチーフがありました。
前作同様に、深くて、とても遠くて、
見えないけれど全てのものが生まれる前の、
意識というかエネルギーの状態、という印象です。
この曼荼羅を瞑想の入り口として、霊性という、手に触れることのできない世界、
深い意識の世界に入るきっかけになると確信しています。
そしてこの原画が持つ全てのエネルギーを、
新しい持ち主にお届けできれば嬉しいです。