タイトル 「スフィア」 (水性アクリル)
原画のサイズ キャンバスF4 245X335mm
価格 ¥280,000
この作品のタイトルとなったレゾナンス 共鳴(共振)ですが、
人の叫び声でグラスが割れたり、音叉を近づけただけでギターの弦が鳴る、あれですね。
すべてのものは磁気的に振動しています。
形あるもの、ないもの、すべてに固有の振動数があって、そして変化しています。
音の世界では理解しやすい現象ですが、もちろん色(光)の世界にも共鳴は起こります。
当然意識や感情自体も振動していて、色や音の振動と共鳴するとき「感動」するわけです。
サッカーの試合で聞く「チャント」や詠唱も、共鳴してますね。
あと、映画を見て感動するのも、見ている私たちと作り手の意識が共鳴するからです。
実際私たちが見ているのは白いスクリーンと、そこに当たる色(光)の集まりでしかないんですね。
この曼荼羅の、どこか一点を見つめ、1分くらい集中してみてください。
モニター越しの画像なので、わかりにくいかもしれませんが、
白い線と青い色が作る図形が次々に変化していくように見えてきます。
正方形、三角形、長方形、円や変な形の多角形も出てきますね。
見ている人の認識と曼荼羅の中にある要素がシンクロナイズしている状態です。
そのまま続けていると、いつまでも図形遊びができますが、同時に思考のノイズも消えていきます。
以前ご紹介した「コスミックラティス 」という作品も、自分の視点がどの方向から向いているのか、
何種類も変化させて見ることができます。
瞑想のポータルとしておすすめしている理由の一つですね。